その33. 過去の愛車のお話 第1話 (YAMAHA YB-1編)
不定期で過去の愛車について少し語ってみた!!
自分の記憶が薄くなっていく前に思い出してみよう!!
そんなちょっとしたラジオ番組のコーナー的な感覚でお送りします。
2018年11月現在、自己所有したバイクの数は21台目になりました。
よくもまぁ…そんな乗るわ…コイツ。と自分でも妙に感心する程です。
どう考えても「乗り換え過ぎ」なんですけどね。
それはさておき、初回ということですので、まずは「初めてのバイク」について少し語ってみたいと思います。
初めてバイクを購入したのは大学1年生の秋頃。
当時、部活動で野球部に入っていましたが、グラウンドや他校の練習試合等での移動手段として先輩方が皆バイクに乗っている状況でした。入学して一時は公共交通機関を利用しての移動だったのですが、同期が原付(ズーマー)に乗り始めたりして少しずつバイクに興味が出てきたのです。まさか自分がバイクに興味を持つなんて…そんなこと一切思ってもいませんでした。
そんなある日、街中である「赤い小さなスポーツバイク」を見かけてとても強い衝撃が走りました。まるでそれは…恋…なんちゃって。
「赤い 小さな タンク(?)が異様に長い たぶんホンダの…バイク(原付?)」
一瞬の出来ごとだったので何も分からないまま気づけばそのまま大学前にあったバイク屋へ駆けこんでいました。
「あのっ、バイクが欲しいんですけど…赤くて小さい原付みたいなやつ!」
バイク屋の店長は僕の曖昧な情報しかない中で親切にそのバイクが何だったのかを考えてくれました。
「こ、これです!この赤いやつ!」
そのバイクは程なくして判明したのですが…既に旧モデル。新車販売なんかも当然無い車両でした。おまけに中古で探したとしても、当時の大学生が気軽に買える値段ではありませんでした。
「これに近いバイクってありますか?」
そう聞いてきた僕にたまたまバイク屋にあった車両を店長が紹介してくれました。
それを見た時の私は「あ。これはこれでいいかも。初心者にもぴったりだわ。」
と、そんな感想を持った記憶があります。
それが僕の初めてのバイク。
YAMAHA YB-1 です。
写真では既にカスタムされていますが…購入した時はキャブトンマフラーが装着されている程度の車両でした。
値段的にもバイトすれば買えた事もあって、直ぐに原付免許を取りに行きました。急に決めたことだったので、親には免許取得は内緒です。
「原付免許」だけを取りに行ったので、もちろんMT車の運転方法なんか教えてもらえません。なのにMT車を買ってしまった辺りがなんとも僕らしい。
納車の日はバイク屋の店長に乗り方を教えてもらって、恐る恐る公道に出た思い出は今でも鮮明に頭に残っています。
「ちょっと怖いけど、風を切って走る事がこんなに気持ちいいとは…」
全てはこのYB-1というバイクからスタートしたのですが、それが後々の人生に大きな影響を与えてくれるとはその当時の僕は知る余地もありません。
ただ「意外と楽しいじゃん!バイク!」と純粋に思っているだけでした。
そうやって僕のバイクライフが始まりました…
つづく